Mercedes W113 Kinder Seat~Application for Authority

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構造変更はナンバー管轄局でしか受け付けてくれない。港北の陸運局まで高速に乗る必要があるので気乗りしないがそう言う訳にもいかず大安吉日に有給を取って行ってきた。構造変更自体は拍子抜けする程簡単だったものの、出だしのサイドスリップのまさかの失敗で気が動転し検査レーンを三巡することになったが、その苦労が報われて何とか合格!今年は年初から目出度いことばかり、幸先の良いスタートが続いています。

予備検

予備検は必ず受ける事にしていて、今回は栄和横浜予備検場で受検。検査一式で3240円と湘南と同価格。

  • バックライトが1個切れていたので交換。110円也。
  • 排ガス値は自己流スペシャル治具下でも外5.0、内5.5と高く、”やばいよ”と言われたので、エアーボルトを10時から6時に調節して其々3.0/3.5に収める。

準備万端。いざ出陣!

本検査(初巡)

横浜の陸運局は初めてなので勝手がわからず苦労する事ばかり。証書を購入する建屋と申請受付の建屋が違うのですね。

構造変更も継続検査と同じ窓口で申請します。

構造変更の場合、00番か0番に並ぶルールとかで、空いていた00番に並ぶように助言される。窓口の人は親切でした。

待つこと10分、検査員が近寄ってきて検査開始。

検査員に構造変更の意向を伝え、一連の検査資料を手渡す。

持参した本(ORIGINAL MERCEDES‐BENZ SL)の写真を見せながら説明すると、

こんな風になっているんですね、と一発で状況を理解してくれました。

メジャーで座席の大きさを計測、シートベルトを確認して、すんなりとOKとなりました。シートを外して詳しくチェックすると思っていたので拍子抜けでしたね。

尤も、制作過程で撮った写真を添付したたった2枚もの自筆の届出説明書を渡したのが効果的であったのかも。検査員は頷きながら熟読していたので、敢えてシートを外す必要がなかったのかもしれません。

検査員が変わって車両検査へ。

車体ナンバーの確認後、車体の長さ、巾、高さ、メジャーで測りながら自動車検査票2(1の裏側)のシートに書き込んでいく。最後は確かタイヤサイズだったか。

クラクション、ワイパー(ウオッシャーはなし)、ライト(ハイ、ロー)、ウインカー、ブレーキ、バック、ハザード灯の点灯チェックを受ける。継続検査同様の定番メニュー。

 愈々と次のライン検査へ

余裕も束の間。

最初のスリップライン検査でXの表示を目にしてから完全にテンパってしまう。

スピードメーターも3回トライしたかな。ギリギリセーフ。それ以外は順調にこなす。

総合判定でサイドスリップの調整してから戻ってくるようにと言われる。そのままラインへ戻ろうかとも一瞬迷ったが、再検査は初めての経験なのでビビり、予備検場で見てもらうことにした。

サイドスリップの計量値を詳しく見たが全く問題なかった。どうも通過するのが早すぎたようだ。

再検査(二巡目)

車検場へ戻って一番空いているレーン(2番)で再検査。これが二度手間の原因のもと。

待ち時間で見かけた車。こんな改造車でも車検が取れるのか疑問だ。

入り口でサイドスリップのボタンを押す。これでその他の検査は素通りとなる仕組み。

ブレーキを踏みながら超ゆっくーりと進んで難なくパス。

総合判定室で合格印をもらう。これで終りと思いきや、計測と写真撮影の為、計測コース0番に戻るよう指示をうける。(2番でなく0番で並ぶべきだったと後悔先に立たず)

計測室(三巡目)

状況が掴めないまま、0番に戻って係員に状況を話すと、車台番号を確認してから検査資料をもって計測室へスタスタと歩いていく。

直ぐに戻って来て、資料は提出しておいたから、車を適当なところに止めて、計測室に行くようにと言い去る。

ライン上で計測も写真撮影もされた記憶はなく、訳が分からないままに指示に従って外に車を止めてから計測室のソファーで待つ。

女性の係員がコンピューターの画面を見ながら資料をチェックしているのを目にする。気づかないうちに計測されていたようだ。係員がメジャーで測った測定値に比べて、写真かレザーかによる測定値は正確でデーターベース化もできて、今後の継続検査の際も役立つのだろうか等と、自分勝手な解釈に納得していると、古いベンツの方と呼ばれる。

検査資料を渡されたので、これで手続きは終了ですかとおずおずと聞くと、終わりですと軽く言われる。

ホットして申請した建物に戻り、構造変更の検査が終わった旨を届け、検査済み資料一式を窓口に提出する。

左隣の窓口でお待ちくださいと言われる。

一寸だけ、自動車検査票をお見せしましょう。

10分程待って呼出しがあり、新しい車検証とステッカーをゲット!

確かに、乗車定員3名になっているぜ。

考案から8ヶ月もかかったこともあって感激ひとしお。

早速amazon.comでタン色のシートベルトを購入。送料入れて三千円にも満たない安物だが、シートも含めて純正っぽく映えるね。

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