Cooler Restoration〜Ready for Installation

Cooler Restoration〜Ready for Installation

ここまで来るのの1年以上かかっている。今後も前途多難であるがこれまでを振り返ってみよう。

DIYで出来ることは極力自分でやり、自分で出来ないことは無理しないで信頼できる専門業者に任せるのが、レストアの基本である。

馴染みのショップはR12のシステムは取り扱わないので、ある程度自分でやらざるを得ない。果たして上手く行くかどうか自信はない。

システム

先ず、お決まりのシステムをレトロフィットさせるかどうかで悩む。生半可な知識によると、R134はR12に比べて冷えにくく、内圧が高い為漏れやすいようだ。一方R12はガスは高いが入手できるのでこれまで通りのR12仕様でいくことにした。

コンプレッサー

今の時代、ロータリータイプにならざを得ない。パゴダで実績のある定番のサンデン製は国内ではもう作られていない。米国辺りで売られているバカ安中国製のコピー品は評判も悪くないので騙された積りで購入。ヨーク型をサンデン製に変換するブラケットも併せて購入。悪名高い重量級の”Elephant Bracket”はそのままでそれに被せる品物。送料の方が割高!

コンデンサー

増コアする人も入るが、効果はないようなのでパスする。

エバポレーター

取り外してみて問題ないようであれば再使用の予定。

レシーバータンクとエクスパンションバルブ

消耗品なので交換。時間が掛ったが少しでも信頼性が高くて安いものを何とか見つけた。後程、エクスパンションバルブは海外から調達したが日本でも手に入ることを知って愕然とする。当然だわな。

ブロアモーター

普通はここまでやらないと思うが、ブロアモーターも新調。ものは実績のあるSPALのOEM製品。米国から調達。送られてきたものはデカイサイズだったので心配だがバッチリと言う人もいるし、加工が必要と言う人もいる。さてどうなることやら。
最も気にしているのは、車体側のブロア固定金具にどのようにしてエキスパンションケースを固定するか。これに関する情報は皆無。

電動ファン

渋滞時には役立つとかで騙された積もりで電動ファンを購入。設置箇所はフロントグリルの真後ろにならざるを得ない。サイズは7.5インチもので薄さが売りの純正SPALを奮発。日本でも手に入るがバカ高なので米国から調達。ついでに温度センサも自動では使えそうにないが試しに買っておく。

ホース

とりあえず現物合わせで進める予定。ホースは劣化しているだろうからこの際すべて新調すべきたろうが、数万円オーダーなので状況次第ということにする。

インパネ

ローバーは再メッキする予定。消えかかっている印字はオーディオ用レタリングシートで補修の積り。
逝かれそうなツマミもレストアが必要。新調するか、自作で複製するか?楽しみの一つ。下部の黒色のプラスチックは内装の革の色に合致するように染めQで着色予定。

全体

以上

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