Yamaha RZ50~Rear Carrier
First Touringに向けてリアキャリアをどうするか、純正リアキャリアは販売終了、中古品でも高い割には重いものを載せられないちゃちい代物、業者に特注すると数万は掛るだろう。ネットを検索しても参考になる事例は見つからない。それならばDIYにチャレンジしかないでしょう!
そうは云ってもオークションに出品されるとついポチリそうになります。相場は送料入れて諭吉1枚ぐらい。止めておきます。
どうするか色々と考えてみた。こんな時が一番楽しいんですよね。
1.タンデムシートを利用
リアカウルの代わりにするアイデア。代用になるタンデムシートを見つけるのは大変だし、荷物を安定させるのも難しかろう、ということで断念。個人的には素晴らしいアイデアと自負しているのだが。
写真はV-Max用
2.出来合いのキャリアの改造
使えそうなキャリアを見つけにバイク屋に行ったが軽く扱われ、仕方なくネットで使えそうなキャリアを検索。皆な高いす。これなら純正の中古を買った方が良いかもと思えてくる。
そんな中で漸く見つけたのがKSR110用リアキャリア。商品説明の中でサイズを記載してあるので助かる。重量物に耐えられる頑丈さ、コストも送料込みで3千円と安い、がタイ製で作りが雑との口コミ。問題はサイズが小さすぎる事。
それでも背に腹はかえられない、改造しましょう。こんな風に。
結果は見事失敗。例のパワートーチで鉄を曲げすぎ裂けちゃいました。
上面
側面
これでは全く使い物になりません。さて、どうするか。溶接はやったことないし、道具も持っていないのでパス。
代案はこれ。
裂けた箇所をカットして、部品は使えるだけ使う事にします。必要なプレート、ボルト、スペーサー類を部品を購入
ジュラルミン製スペーサーと特性六角ボルトはNAPSの10%セールで購入。安いとつい買ってしまうんですよ。プレートは厚さ3㎜以上は必要なのだが種類が少ない。NAPSでアルミ製の宜さげなプレートが売っていたのですが、高すぎたので止めました。その他は行きつけのホームセンターで購入。
カット・穴あけ
今回アマゾンで購入した激安グラインダー(2,300円)は重宝しました。
研磨します。
仕上げは黒でペイント。
前部はカウル取付け穴にボルト締めします。後部はウインカーに取り付ける方法もあるが、ウインカー取付け部の樹脂を削る必要がある為、その前部のフレームのボルト穴を利用することにした。この場合でも樹脂の一部にボルト穴をあける必要があるが内部な為支障はありません。
金属プレートを外してリアフェンダーをボルト締めします。
下部につけるリアキャリア用プレートはこの金属プレートにボルトを通して組み付けます。
下部から見た写真
何とかウインカーに干渉しないように取付けられました。
仕上がり
右方から
真後ろから
左後方から
仕上がり具合は如何でしょうか?
アクセントを出すため、高かったジュラルミン製のスペーサーは止め、ボルトだけステンを使いました。10kg、20kgの重量を載せてもビクともしません。長期ツーリングには重宝するでしょう。
最大の懸案であったキャリアの完成です。
続く