Yamaha RZ50~Engine Stall
RZ50の調子が思わしくない。調子よく走っていると急にスロットルが反応しなくなってストーンとエンジンが落ちる。暫くほっておくと押し掛けでかかるようになるが、直ぐにはかからない。サービスマニュアルに沿ってチェック開始です。それにしても暑い!
エアーフィルター
左側のカバー内にあって分解・掃除は簡単。
スポンジの劣化もなく、新品のようで問題なし。定番通り、灯油で洗ってからオイルをつけて取り付け。
タンクキャップ
タンクキャップのエアー抜き穴の掃除。
エンストの時キャップを開けて空気を入れてみても改善されなかったので詰りはないことは分かっていたが、単なる興味本位からの分解掃除です。
ダミーがありますが、ボルト4本で固定されています。エアー穴は圧縮空気にてパージ。
同時に雨水の穴も掃除しておきます。
燃料コック
ホースをはずすとがガソリンが垂れるので問題ないとは分かっていたが、どれだけ汚れているのか見てみたく、これも興味本位からの分解掃除。今でも新品は入手可能で値段も2千円以内と意外と安い。
ビス2本外して取り出すと、フィルターは新品もどきで吃驚。
パッキンもまだ弾力性がある。
こんな構造になっているのかと感心。
こんなものが使われているとは全然知りませんでした。構造的には単純ですが、考えた人は偉い。何の事はないOne Way Valveですね。
これを取り出すには、YEISチャンバ→エアーホース→キャブ→マニホールドを外す必要がある。面倒だなと思いながら、
YEISチャンバを外します。
キャブ
リードバルブを固定しているボルト4本を緩めてマニホールドを外します。
取れました。作業を開始してから30分で外れました。
内部にガスケットのカスが残っていました。写真中央に見えるのがガスケット残です。
なぜかここだけ特別な塗装がしてある。錆止めでしょうか。
規定値のすき間限度1.5mm以内を満たしており問題ないようだ。
それにしても燃料コックしかり、手入れが行き届いているなあと感心するも、不具合は見つからなかったので、キャブを分解する必要があるかなと落ち込む。
続く