Mercedes W113~Steering Suspension Maintenance
本年下期のリニューアルプラン実践編の始まりです。第一弾としてステアリング周りのメンテナンスをお届けします。レストア車であっても見栄えのする箇所だけ手を入れて下回りはノーチェックが多いと聞く。車のバロメーターとも云える下回り、さて俺のパゴダはどうでしょうか?
本年下期のリニューアルプラン実践編の始まりです。第一弾としてステアリング周りのメンテナンスをお届けします。レストア車であっても見栄えのする箇所だけ手を入れて下回りはノーチェックが多いと聞く。車のバロメーターとも云える下回り、さて俺のパゴダはどうでしょうか?
パゴダを保管している地下駐車場では大掛かりなジャッキアップはできないので、足回りの整備を行う為、デリカ長期駐車用に借りていた屋外砂利駐車場を短期間使うことにしました。いざジャッキアップの段階で、正しいウマ掛けポイントを知らないことに気づき、良く調べてみると皆悩んでいるようでほっとしました。2週続けて来襲した大型台風にもビクともせず持ち堪えてくれました。
KL出張から戻ってきたら第一便がアメリカから届いていました。女房は機嫌悪いし重量が嵩ったので送料が半端でなかった。愈々今年の後半戦のテーマ、徳大寺有恒氏が重視した「走る、止まる、曲がる」の車の基本性能の内、パゴダ購入時から手をつけていなかった足回りと制動のリニューアル開始です。
下廻りのグリスポイントは全部で16箇所。ポイントが分かりにくいので、分かりやすい黄色のニップルキャップを装着している。車検毎にモリブデングリスでグリスアップしている。
オイル交換により何とかもっていた損傷が一気に進みお釈迦になるケースもあるそうで、オートマオイルは素人が弄るものではないのが定説。しかしながら、O/H済みということで買ったが本当かどうかも確認したい気持ちが少なからずあって交換に踏み切った次第。
エンジン調整用の工具です。高いものは一つもありません。
給油プラグとドレンプラグの位置関係をひっくり返りながらやっとこさ確認。
メンテ用のFluidの紹介です。特異なものはなく極一般的なものと思っていますが、クーラント以外はSL113クラブの推奨品です。
現代車では殆ど永久使用のクーラントであるが、旧車では豆にメンテする必要が有る。SL113クラブでは、クーラントを年一回交換するよう奨励しているが、俺が使っているAcDelco DEX-COOLは5年間ロングライフ使用だが、車検ごとに交換している。パゴダ購入後初めてのクーラント交換ではホース、サーモスタットもついでにリニューアルした。