Yamaha RZ50~JRT Version

Yamaha RZ50~JRT Version

RZ50が修理から戻ってきました。フロントフォーク、カウル(フロントとリア双方)、リアフェンダー、速度計、他諸々を新品に交換、見違えるように奇麗になったもののリアキャリアの補修にはガックリ。溶接も下手だしベースが自転車の荷台とは!修理代にもビックリ、買値の倍ですわ。最終的に俺にも関係あるものの保険屋と決めたことだからまあ仕方ないか。再出発に向けての今後の課題は数日間のツーリングで痛感したRZ50の問題点の解決だ。リハビリ期間中に改善できるかな。

戻ってきたRZ50

本題の改善アイテムは以下、

  • タイヤ:純正は細すぎて走行が不安定→太いタイヤへ
  • ハンドル:純正の前傾姿勢は疲れる→アップハンドルへ
  • ヘッドライト:トンネル内では全く見えなくて危険→ワット数を上げて明るいものへ
  • リアキャリア:前回のキャリアでは耐久性と大きさが不十分→更なる大型化と低重心化の追求
  • その他諸々の改善

幅広タイヤ

定番のブリヂストンのレース用タイヤ、BATTLAX BT-39SSに交換。サイズはフロント80/90 -17 M/C 44S TL、リア90/90 -17 M/C 49S TL。高いねこのタイヤ。運よくフロントはAMAZONアウトレットがありバカ安で買えましたが。耐久性は如何に?

チューブレス仕様なので、タイヤにチューブを入れてホイールに組み込むのは大変でした。今回はレバーを使用。一番安いレバーを買いましたが十分使えましたよ。

実は一本チューブに穴を置けてしまいましたが、最後の段階で思いっきり力をかけて一気にはめ込むことがポイントです。俺の力程度ではホイールは歪みません。

太くなって安定感が増したような。

アップハンドル

どこのハンドルにするか大変に悩みました。最終的に、ハリケーンのフラットコンチ3型に決定。決定ポイントはハリケーン製の中で最もアップできる点。

スロットル、クラッチケーブルとブレーキホースは長いものに交換する必要がありますが、延長10㎝ものでピッタリでした。

クラッチケーブルの交換は容易ですが、スロットルの交換には暫し悩みました。

ケーブルを引っ張ってもこれ以上出て来ず困りました。

スロットルケーブルはキャブとエンジン双方のケーブルにタンデムで繋がっているので、キャブとエンジン側のワイヤー夫々外してワイヤーを伸ばします。

ケーブルを結束して終了。

ヘッドライト

将来的にLEDへの交換が容易なH4ヘッドライトをチョイス。明るいとの評判で純正よりワット数の高い35wもの。こちらから購入。

ステイ枠がレンズより多少広くて(175㎜⇔155㎜)加工が必要なので、幅10㎜のゴムで補正しました。

ヘッドライトと本体側の配線には留意する必要があります。

配線色 ライト側   本体側
白   ロービーム     -
青   ハイビーム  グラウンド
緑   グラウンド  ロービーム
黄     -      ハイビーム

コネクターの配線は以下のように、ヘッドライト側の配線を変更します。

ライト側  本体側
白  ⇔  緑
青  ⇔  黄
緑  ⇔  青

リアキャリア

発想としては新品リアカウルの装着を諦めて自由度を高めます。破損したキャリアベースを強化するのも手なのですが、カブ用のロングキャリアを直付けすることに。こちらから購入。

サイズは490㎜×285㎜と幅狭だが長さは十分。B 級品故バカ安。B 級品と言ってもちょっと歪んでいるだけで錆はなくfit for my purpose。

何時ものように模型を作成して取付方法を思索。

単純にパイプと金具でキャリアを固定することに決定。

最初はパイプを曲げて一本物で固定する予定でしたが、ステンレスは硬くて俺の使用しているバーナーでは曲げることが出来ず二段階取付としました。端の潰しは万力を使えば簡単です。

こんな風に組み込みます。

リアフェンダーはサポートが干渉するので改造が必要となります。古いフェンダーを再利用します。古いフロントカウルも貰って来たこともあって保険屋の物だと、バイク屋は良い顔しませんでしたが。

パイプサポート取り付けた状態

キャリアを取り付けた完成写真。頑丈でっせ。

見た目が悪いので穴の開いたチューブで目隠し。

後部から。歪んでいるがこんなものかな。

タンクバック

使ってないNikonのカメラバックをタンクバックとして活用するつもりでしたが、大きすぎで走行に支障があるので、ウエストポーチを利用します。

固定の為、ネオジウム磁石2個使用。ボンドで張り付けて

合皮袋に挿して完成

装着

タンク傷防止の為ダイソーの黒板シートを貼付。なお、バックが不用意に動かないようにゴムバンドをタンクに巻き付けています。更に磁石で充分固定できますが、念の為結束バンドも併せて使用。以上でバックはビクともしなくなりました。

シートカバー

尻痛と尻蒸れ解消目的のためシートにメッシュカバーをつけました。既製品は高いのでセリアのメッシュカバーで代用。効果は如何?背もたれも100均。

サイドバック

荷物の積載で重心が高くなると走行が不安定になるので、サイドバックを利用して左右に均等に重心を分散することにしました。Amazonでバカ安のサイドバックを購入。気に入っていますが、欲を言えばもうひとサイズ大きければベストかな。自転車用のものが良いかも。

装着に当たってはサドル部分の合皮のカットが必要です。

サポートフレームもAmazonで購入。三点取付としました。

リアキャリアサイド

100均バスケットを取付け、細々したものを気軽に出し入れできるようにした。

リアキャリア下

オイル1缶と下駄を格納。最初はフロントのツールボックスの中に入れていましたが、段差でカウルに当たってボコボコ音がするので移動しました。

フロント

ツールバックと自転車用フロントバックの二段装備。

ハンドル装備

Garmin用の地図をアップデートする代わりにナビを新調。Amazonで購入した1万円の安物。100均ドリンクホルダーとCasioの防水時計も据付。

準備万端のRZ50

自宅のヤマユリも開花。幸先良いスタートだ。

再出発だな。

以上

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