Honda XR230~Comes Home for Restoration
義理の息子が隼1300を購入した契機に、乗っていたオフロードの修理依頼を受けた。オイルの減りが多くオイル上がりか下がりか不明だが長時間走っていると同現象が顕著になるとの事。俺にとっては始めての空冷OHCエンジン、それもホンダ、単気筒だからどうでもなるかと軽い気持ちで引き受けたのだが。。。シリーズでお届けします。
よく使い込んでいるというのが第一印象
これなら新車を買う理由も納得できる。
前部
後部
構造もわからず淡々とバラしていきます。
先ずセルモーターの配線を外してモーターを取ります。→配線だけでモーター迄外す必要がないことを後日わかりました。
次はキャブを外します。繋がっている箇所を忘れないようにビニルテープで印をつけておきました。
チェーンは面倒くさいことをせずともドライブスプロケットを軸から外せば簡単に取れます。
固着ボルトに難儀したものの何とかマフラーも外し
エンジンを固定しているボルトも頭を舐めたものの何とか緩めて。エンジンを下す用意ができました。
エンジンは右側から下す構造のようですね。ジャッキを用意しましたが、段ボールゴミの日だったので段ボールを利用して、手っ取り早くストンと落とします。エンジンには2ヶ所で電気配線が繋がっているのでご注意。自分は後で気がつきヒヤッとしましたが、断線せず幸いでした。
スケルトンになったボディ
(この時点では未だAIをキャンセルしていません)
取外したエンジン及びパーツ類。
モノタロウで用達した交換用純正パーツ。何時ものように週末5%割引を利用、総額2.5万円ほど
ピストン
ピストンリング
ピストンピン
クリップ
バルブ(吸排気)
バルブシールステム
コッター
クランクカバーキャップ及びO-Ring
ガスケット類
フランジボルト(ステンレス製汎用品)
ネジ
袋ナット(ステンレス製汎用品)
バルブコンプレッサー
オイル(G2)2缶
次回はエンジンをバラしていきます。
つづく