Mercedes W113〜DIY Hardtop Winch Concluded

Mercedes W113〜DIY Hardtop Winch Concluded

After a relatively cool long spring season, Hokuriku gets warmer like early summer. It is about a time for an open driving. Being worried about the performance of the prototype developed last year, a hardtop lift trial is conducted. It is found as anticipated that the lifted hardtop is poorly balanced between its front and back while the lift-up. As the result through the trial and errors process made to improve it, the traditional Japanese product can finally sort out the issue. The prevailing challenges together with this can’t stop me the car fiddling. Now let’s share with the practical procedure.

北陸も肌寒い春は過ぎ初夏のような陽気に変わりオープンの頃合いになった。昨年考案したプロトタイプの出来具合が気になるのでハードトップのリフトを試みる。案の定危惧していた通りリフト時のハードトップ前後のバランスが悪い。改善に向けた試行錯誤の結果、最終的に日本古来の材料で解決できた。これだから弄りはやめられない。それでは実践編をお届けします。

材料は何と帯です。
幅広で比較的固くて柔軟な素材の本来の特性のお陰で抜群の効果を発揮します。
バランス取りが上手くいかず適当なものがないか探している折、丁度愚妻が亡き母の和服を断捨離している場面に出会い、ついこれだと叫んでしまいました。

難儀しましたが試行錯誤の末、バランスを保持できる仕立てとなりました。
帯を左右のリフトロープ各々に結びつけ、ちょっと支えるだけで充分でした。当初若干帯が短いと思いましたが結果的に丁度良い長さでした。

それでは実際の作業過程を具体的に追ってみましょう。至ってStraight Forward

パゴダをリフトしやすい位置に若干移動する。

リフト治具をハードトップに取付ける。治具に中心位置をマーキングしてあるが実際に左右の真中に固定するのは中々容易ではないことを認識。

リフト開始

高々50kgにしてはウインチが重い。余談だが、ベルトタイプのウインチでは500kgものエンジンを持ち上げることは難しいと痛感する。

初回故どんなトラブルが発生するか分からないので慎重に行なう。
ハードトップは空中でホールドせず回転(右)するが、大きなブレでないので作業を続行する。
尚、ハードトップの重心がリフトの中央から少しズレているがオペレーション上支障なし。

Right View
Left View

ある程度リフトしたら、車を前方へ迅速に退避させる。この時点で緊張で汗だく。まだ気は抜けない。

錆びたShabbyなスタンド

ハードトップを吊り上げた状態のまま保管する事例があるが地震の多い日本、俺には怖くてできない。

ハードトップをスタンドに立掛けるため下げていく。

ここ迄降ろせば一安心。

左手でスタンドを持ち?右手でハードトップを乗せる

ハードトップのリアウインドウ後部がスタンドに乗ったら、リフトロープをつけたまま、徐々にハードトップを起こしていく。

立て掛けは意外と簡単。当初の心配は杞憂だった。

内側の帯の状態
治具は外さずにこのままの状態で保管

最後にハードトップを治具とリフトロープごとカバーで覆って保管。次回はこのままの状態でリフトできる。

従前愚妻と二人で行っていたハードトップの脱着が実に容易になった。かかったコストも遊休パーツを使ったお陰で総額4,500円と割安、嬉しい誤算だ。

緊急事態宣言が解除されたこともあって、横浜家系ラーメンを食べにオープンで出かけるとしょうか。

以上

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