Studio Life~2025 New Year’s Eve

Studio Life~2025 New Year’s Eve

今夏、初孫娘の誕生でお喜びしていたが、甲斐駒ヶ岳山頂で貧血を覚えたことを受けて、体の不調が顕在化してきたという危惧感をひしひしと感じる。仕方なく精密検査を受けた結果、以前山旅総括編でお伝えしたように我が身に驚くべき発見を確認する。包み隠さずお伝えします。This summer, I am overjoyed at the birth of my first granddaughter. I experience increasing physical distress, which becomes increasingly apparent. As I reported in the mountaineering trip, reluctantly undergoing thorough medical check lead to a startling and unpleasant discovery about myself. I’ll share it openly.

Physical Distress

一昨年末から腰痛、オナラの異臭を覚え、便に血が交じるようになる。痔持ちだった余り気にせず、当時夜間頻尿に悩まされていたことの有って前立腺の不具合かと疑っていた。夏頃から下痢、便秘を繰り返し、貧血も顕著になり、これはヤバイと観念し検査を受けに総合病院へ伺う。
採血、レントゲン撮影、CTスキャンと一般的な検査に加え、造影CTスキャンをさせられるに及び深刻さを察する。内科医診断で悪い予想が当たり、S状結腸がんで緊急手術を通告される。次回検査で胃、大腸がんファイバー検診を受け肛門から20cm上部のS状結腸と直腸の境に結腸がんの部位を同定。予診でステージⅡからⅢbと宣告。
今月の初め入院、翌日手術。開腹ではなく腹腔鏡手術を受ける。辛うじて人工肛門を免れる。5時間に及ぶ大手術。当日はICUで過ごし、翌朝一般病棟へ移る。生検の検査の結果、25生検体の内リンパ節に1検体が転移したことを受けてステージⅢは変わらずのまま。再発率が約3割、再発の多くは手術後5年以内に起こる事から再発予防の為補助化学療法を受けるよう助言される。薬物投与は6ヶ月間とのこと。
順調に回復し10日後退院する。心地よい晴天に恵まれ、自転車で爽快な気持ちで帰宅する。
貧血、頻尿、腰痛は治まり、従来と変わりない日常生活に戻っている。

しかし、最も悩ましいのは排泄機能低下による後遺症である。一日5回以上トイレへ行く。急に便意を覚えトイレに行くが、小便か無色透明な粘液だけの排泄か前もって自覚できないジレンマがある。食後の半時はトイレ待機は欠かせない。寝るのはトイレ待機が終わってからである。これを徹底しないと夜中便を漏らすことにもなりかねない。しかし、夜半急に便意をもよおすことがある。又、肛門の締まりが悪く漏らす事態もあるので使い捨てパンツを履いている。治るのに数ヶ月かかると言われる始末。
もう一点、男性本来の…機能がなくなったような気がするが?

しかし、最も悩ましいのは排泄機能低下による後遺症である。一日5回以上トイレへ行く。急に便意を覚えトイレに行くが、小便か無色透明な粘液だけの排泄か前もって自覚できないジレンマがある。食後の半時はトイレ待機は欠かせない。寝るのは夕飯が終わって排便後である。これを徹底しないと夜中便を漏らすことにもなりかねない。又、肛門の締まりが悪く漏らす事態も多々ある為、使い捨てパンツを履いている。治るのに数ヶ月かかると言われる始末。
もう一点、男性本来の…機能がなくなったような気がするが?

退院後も早朝散歩も毎日欠かさず実行している。体力の低下は否定できず快活に散歩する姿勢にはなっていない。

実家のある加賀市医療センターに入院、手術を受けたのですが、前評判が悪く転院を進められる。これもご縁と思い、同センターで手術加療を受ける。医療技術水準も悪くなく医療説明も分かりやすい。信頼して身を預ける気になる。この病院は全室個室の素晴らしい入院環境にある。富士写ヶ岳を望み、無料Wifiが完備されている。食事もうまく快適な入院生活を送れる。なお、加賀温泉駅の真ん前にあるので抜け出してショッピング街で気を紛らわすことも可能。医療特区環境かと思わせる魅力がある。センターから加賀観音が目に入るが、人によっては好き嫌いがあろう。好天の時は眩聞く黄金に輝く。

Programming

2年近くも自動微分の組込みに手間取っていることで忸怩たる思いに駆られるが、最近糸口を掴み完成まで後一歩と云う処まで来ていると思っているが、自動微分から生成したヤコビアンが解析微分と若干異なりFree Gas有無の条件設定に手間取っている。

現在、in-houseのPrimitiveなBlack Oil Simulatorを公開に向けてコードの最終確認、整備を進めている最中。特にILU preconditionerの処理が良くないので再レビュー中である。

Restoration

ガン発見と同時期、愛車も変調をきたす。ゴリラ、パゴダガレージ入庫の際擦るアクシデントに巡り合う。何故かそれほど衝撃を受けていない。又、走行中パゴダの室内灯が急に点灯するようになる。常時点灯するようにスイッチを弄るとヒューズが飛ぶ現象も経験する。冬期は時間がタップリあるので追々修理しようかと思う。
Rz-50も長期に渡るレストアから復帰するが、完全に治ってはいない。時折、ガス欠の症状が起こる。未だタンク内に水が残っているのだろうか。長い付き合いになろう。加えて、燃料コックからの漏れも激しくなっているので交換する必要がある。

新春、福井県越前定禅道経ヶ岳への山旅を計画している。低山であるが移動距離は往復7時間と長い。中ノ平避難小屋に泊まる1泊2日と余裕を持った山旅である。体力の回復度合いを探るのに適していよう。

ご自愛いただき、良いお年をお迎えください。
以上

補遺: RZ50 Restoration

今年の山旅も終わったので、バイクのレストアに集中することにする。これが最悪の結末になろうとは、夢にも思わず。

Fuel Tank Cleanup

これまでの燃料タンクの錆対策は効果を得られず、今秋は徹底的に行う。

手順は

  1. マジックリンで脱脂する。
  2. サンポールでタンク内の錆を除去する。この時足湯で汲んできたお湯を使って洗う。
  3. 錆がなくなったら再度マジックリンで脱脂する。
  4. 最後に、重曹にてタンク内を中和する。

手間はかかったものの効果はなく、空気に触れる部分はすぐに錆びてきた。内部をコーティングしない限り錆と共存する覚悟が必要だと痛感する。冬期はタンクを満タンの状態で保管する必要があるだろう。

Carburetor Cleanup

キャブ洗浄は手慣れたもので、ルーティンワーク。不調の原因は、パイロットスクリューの穴が沈殿物で詰まっていたことと、フロートの動きが若干鈍かったこと。取り付ける最中、スロットルバルブのワイヤーが外れてしまう。元の構造をしっかりと覚えておらず、修復に手間取る。取り付けた後、エンジンを始動すると、回転数が11,000から12,000まで跳ね上がる。エンジンは何事もなく、ホッとする。

欠けのある面をスロットルストップスクリューの直上になるように挿入する。すると軽く嵌りネジは奥迄締まる。

Piston Head Cleanup

手抜き作業でヘッド部分のみを解体し、カーボンがこびりついたヘッドをブラシとパーツクリーナーで清掃する。

Neutral Switch Renewal

壊れやすいのか廃盤パーツで、やむなくオークションで中古品を入手。新品の倍値にもかかわらず稼働する保証はない。なかなか取り外せないので気が急き、電気ドリルでパーツを砕く。その際ボディに穴を開けてしまう。オイル漏れが頭をよぎる。

Reinforced Clutch Renewal

4万キロ以上走っているので、クラッチの滑りが顕著になっていた。この機会に、C.F.POSHの強化クラッチに交換することにする。ネットでも情報収集したが、整備マニュアルを片手に、手探りで作業を始める。

クラッチカバーの取り外しは容易だが、ボルトのサイズが同じではないので、位置を覚えておく必要がある。

パーツ類取外し過程を写真に撮っておく。難関はナットを緩めること。Amazonで購入した安物のユニバーサルホルダー(750円)が滑って使いにくい。固く締まっていたが、なんとか外す。

強化クラッチをはめていく。作業自体は容易であるが、説明書に記載されている合印が分からず、かなり悩む。そして難関のナット締め。締めトルクは7N(Nominal)だが、滑って7Nまでかけられず、6.5Nで妥協する。写真で追っていこう。

Miscellaneous

  1. 支障はないが、在庫が少なくなってきているので、エアクリーナーを新品に交換する。
    エレメントも劣化してきたので新品に交換する。
  2. この際、点火プラグをイリジウムプラグに交換する。2,000円近くする。
  3. レギュレーターは目立った不具合はないが、バッテリーの減りが早いので、汎用品(680円)に新調する。アイドリング電圧は13.2V、アクセルを上げても13.7Vくらいで安定している。

イリジュームプラグの効果は不明。

Idling Setting

整備マニュアル通りに設定

ギアオイルの漏れ

案の定、ギアオイルの漏れが発生。漏れの度合いは、寒くなってきたこともあって微小で、気になるレベルではない。減ったら、その都度、補充する対応を取っている。現在、1ヶ月間でどれくらい漏れるかを確認中だが、冬期は気温が低く殆ど漏れない。

問題は、バッテリーの持ちが非常に悪いこと。翌日には13V未満まで低下する。コイルの断線は無さそうなので、漏電が発生しているようだ。確認するのは容易ではないので、放置している。依って、押し掛けでエンジンをかけている。

前輪ブレーキレバー、クラッチレバーの予備を常時携帯することにする。

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