Yamaha RZ50〜Cowl Remedial Challenge

Yamaha RZ50〜Cowl Remedial Challenge

いつの間にかテールカウルが破損していた。爪が割れているし、破片も一部なくなっている。何時ぞやの転倒のせいか。諭吉1枚程度で新品を入手できるが、補修にチャレンジしてみました。

初の試み、果たして再生できるか?

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バイクのカウルは一般にABS樹脂製のようですが、RZ50はABS強化版のAES製でした。基本特性は同じようなので、ABS樹脂の補修方法を参考にします。

素人にとっては方法論を間違うと取り返しがつかないのでネットで徹底的に調べます。皆さん苦労しているのか、この手の情報が溢れていて大いに助かる。プラリペアの使用例がダントツに多いが高すぎ。手軽なアセトンを使うことにしました。

アセトンは御馴染みの東急ハンズで購入。これも500mlで千円近くと高い。補修用のABS樹脂板は500円もするので100均で探す。会社帰り100均ショップを梯子してやっとダイソーで見つけて購入したのは台所用品のフック。他にノギス、弁当箱もABS製であったが扱いにくいのでパス。また、砕いてパウダーにすれば使えるかなと思い、ABS製のビース球を購入。結局、ビーズ玉はパウダーにできず使用せず終い。

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作業開始

割れたカウルを合わせてから、ズレないように裏側にガムテープを貼り付ける。

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裏面の状態

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アセトンをスポイトで垂らしていく。
AES本体は時間は掛かるが少しずつ溶けて行く。裏面にABS樹脂の切れ端を補強材として付ける。曲面の部分はバーナーで曲げて使用。切れ端はアセトンに良く溶けるので補強材としては使いやすいですよ。

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家にあったクリップで押さえ付けて置く。

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爪の裏側

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表面は切れ端で補強する。ネジ穴を開けてから接着する。
こんな程度で大丈夫か、不安は残るが。

IMG_0382速乾性だが、一日静置後、押さえを外す。接着部分は柔軟性はなくなり固くなっていてしっかり引っ付いている。これなら大丈夫でしょう?

破片のない部分や補修した部分は、普通は磨いて再塗装をするが、見た目は悪いものの当面はこれで良しとします。

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バイク本体に 取り付け。補強部分が干渉する恐れは杞憂でした。

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シートを取り付けて完成。

揺らしてもしっかりしています。何時まで持つか、興味津々ですね。

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