Yamaha RZ50~After JRT
日本一周から戻ってからRZ50の調子が悪い。エンジンがかかる時とかからない時がバラついていて始動が不安定だ。今まで調子良かったのにどうしたんだろうか。早速シリンダーを開けてみよう。
ビックリ!ピストンの頭にカーボンが3㎜も積もっている。不完全燃焼だね。
スパークプラグを新品に変えてみるが、相変らず始動が不安定のまま。
CDIの異常かと自作アナログから市販のデジタルに変えてみるも改善なし。
次にコイルを疑い抵抗を測定するが正常な範囲だ。他に手はなく参った。
数日間考えていたがダメもとでコイルの新調を決定。予備の手持ちがないので新たに購入する必要がある。お気に入りのメーカー製をチョイス。カラーコイルケーブルが巷に多いが本製品はブラックで安価なのが良い。
一発で改善。始動が安定し加えてトルクも向上していることが如実にわかる。
使用していたのがホンダのレーシングコイルだったので信頼性が高いと信じていたのだが1.5万キロでダメになるとは。コイルが原因とは夢にも思わず、もしこの現象が旅の途中で発生したらどうなっていただろうか?考えただけで怖い。
これで気分を良くし、また野宿したくなってきました。
その前に破断しているリアステイの修理が必要だ。町の溶接屋に頼めば二千円ほどでやってくれるだろうが、溶接は是非マスターしておくべきマター。何事も経験だと溶接機を購入。八千円ほどでした。
見よう見まねで挑戦
何とか終わりました。出来は最悪ですが完全にくっ付いています。
あと板金と塗装をマスターすれば完璧だね。
次はタンクの凹みの修理をトライします。完璧な修理は出来る訳はないので、目立たないように補修する為にこんな工具を購入しました。矢張りタンクは硬くてプラスティックネジは直ぐにバカになったので、金属製ナットで代用しています。
この程度で諦め、ペンキを塗って終わりとしました。
暖かくなったら再チャレンジします。
エンジンの調子も戻ったので、富士山ツーリングを計画。二泊三日の予定で出かけたのですが、秋晴れの天気予想が一転、雨に降られ外気温は10度を下回る寒さ。
初日の寝床は道の駅鳴沢
寒くて二日目の野宿を断念した森の駅
登るのも諦めて
一泊二日に切り上げて帰ってきました。
もう野宿の時期ではありませんね。来年まで封印です。
以上